春の使者きたる

こんばんは。ブログ担当のN.Uです。

今日は春の訪れを感じさせる、穏やかな天気でした。

さて、万籟山古墳の”万籟”って、どういう意味かご存知でしょうか?

草木やさまざまなものが、風に吹かれて立てる音をさす言葉だそうです。「籟」の字は、ひびきをあらわすので、すべての物音ということで万籟ということになるのだそうですが、この一週間の万籟山古墳は、その名のとおり、風が吹きすさび、草木のざわめきにつつまれての調査でした。そのなかで今日は、寒さの一休みといったような春の日。

本日も引き続き、図化作業をはじめとした各作業を行っています。
測量機器を用いる回数も増えてきています。

 

さて、作業をしていると、トレンチの近くから「コン、コン…」という不思議な音が…

ご覧ください!キツツキです。

普段目にすることができない鳥をみて、一同興奮を隠せませんでした。

さすが万籟山、さまざまな音がきこえてきます。

そんなことを考えつつ、図化作業もはかどり、そのチェック作業もすすめます。

図化した遺構を直接みれるのは現場作業をおこなっている時間だけですので、書いたその場で、実際の遺構と、作図したものを照らし合わせます。

 このタイミングで、微妙な数値のずれなどを補正することが重要です。

 

また、現場から帰ったあとにも、その日にとった図面をしっかり確認し、線の微修正などを行います。

このように図化作業は、入念な手順が不可欠なのです。

調査も後半戦ですが、少しでも多くの情報を得られるよう、調査団員一同頑張ります!(U)

大切な図化作業

こんばんは。ブログ担当のUです。

連日の快晴で、現場からは毎日すばらしい眺めをみることができています。

万籟山古墳からのパノラマ写真

 

さて、作業も進み、多くの土を掘りだす作業よりも、図化などの作業がメインになりつつあります。

 

写真は、堀ったトレンチの壁面で観察できる、土の堆積の状況を図化しているところです。こうした図面を「断面図(だんめんず)」と呼んでいます。

古墳のつくられ方や、つくられて以降どのように埋没していったのか、などといった情報を復元するためには、土層の堆積状況をしっかりと把握することが重要です。

土を掘りながらつねに壁面を確認し、自分がいま掘っている土がどのような土であるのかを考えてゆくことが不可欠なのです。

調査区は基本的に、調査が終わると埋め戻してしまったり、工事に先立つ調査であれば破壊されてしまいます。ですから、こうした図化作業は、調査に携わったり、見学できない多くの方に客観的な情報を提供する重要な情報源でもあります。
これらの各種図面や写真、出土した遺物の情報をまとめたものが、いわゆる「発掘調査報告書(はっくつちょうさほうこくしょ)」と呼ばれるものです。

専門的な知識なくしては、なかなかとっつきにくい本ではありますが、機会があればぜひ開いてみてください。

 

また、出土した葺石を図化する前には、かくべき石の形がはっきりわかるよう、すきまの土を取り除かなければなりません。

根気のいる作業ではありますが、頑張っています!

 

 

さて、宿舎に戻ると何かが届いていました。

 

いったい何なのでしょうか…

見当もつきません。開いてみましょう。

 

 

お肉でした!!さっそく焼き肉にしていただきます。ニンニクで香りづけ。
疲労した筋肉に、雄大な亀岡の大地で育った牛肉のタンパク質が染みわたります…調査団員が2年間かけてあみだした至極の野菜炒めとともに最高の夕食となりました。

このほかにも、OB・OGさんをはじめたくさんの方から、差し入れを頂いております。ありがとうございます!(U)

歴史のロマンを感じる一瞬

こんばんは!ブログ担当のUです。

調査も中盤となり、各種作業も山場を迎えています。

葺石の検出作業では、斜面の一番下に置かれる、通常より大きな「基底石(きていせき)」も見つかってきています。

上の写真で下段にある大きな石が基底石です。

斜面に葺かれた葺石が、古墳をつくったときどの範囲までほどこされていたのか、などの情報は、こうした基底石の存在から判明することも多いのです。

また調査区写真の撮影にむけて、調査区の周辺もきれいにしています。


トレンチ内に飛び出した木の根っこも、丁寧に除去しなければなりません。


地道な作業ですが、頑張っています!

調査も中盤で疲れがたまってきているところですが、ケガのないように気を付けて頑張りたいと思います。

 

 

~~おまけ~~

何の変哲もない宿舎のお風呂場。

ステンレスの浴槽があります。

何の変哲もないステンレスの浴槽

 

これをよくみると…

 

姿をあらわした壁画

なんとエジプト絵画が!

歴史のロマンを感じた一瞬でした。(ウ)

 

掘ること以外も発掘調査です

調査も進み、掘削以外の作業も増えてきています。

レベルをつかう調査団員

特に、検出した遺構(発掘調査で出土したもののうち、埴輪などポータブルなものを遺物(いぶつ)、墳丘や葺石などを遺構(いこう)といいます)を図面にしていく作業は、調査の成果をのこすためにもとても重要な作業です。

しかし、考古学における図化作業とは、単なるスケッチではありません。

真上からみた図、真横から見た図など複数の種類の図面を作成して、遺構・遺物の正確なサイズや特徴を記録する必要があるのです。

そのためには、高さや位置の基準となる杭の存在が不可欠です。そして、基準となる杭に標高を落とすことなども、調査における重要なことの一つです。

では実際に、杭の標高を求めるには、どのような作業をしているのでしょうか?
今回は、「レベル移動」と呼ばれる作業のしくみをごくかんたんにご紹介したいと思います!

〈コラム:標高をもとめるしくみ〉

レベル移動とよばれる作業は、例えば標高が判明している杭や基準点をもとに、他の標高が分かっていない杭やポイントの標高を求めるときに行う作業です。
その仕組みは簡単に説明すると以下のようになります。

①すでにわかっている杭(仮に杭Aとしましょう)の標高を確認します。
この場合は杭Aの標高が、T.P.=100.000です。(T.P.については3月5日の記事をご参照ください)
杭Bの標高はわかっていません。

②杭Aと杭Bの間にレベルと呼ばれる器械をたてます。レベルとは、360度どの向きでも、水平に同じ高さをみることができる器械です。
杭Aにスタッフと呼ばれる大きなものさしのような道具を立てて、レベルで数値を読み取ります。
1.500mとよめました!

③杭Aとレベルの高さの差が1.500mということなので、レベルそのものの標高は

100.000m+1.500m=101.500m

となりました。④レベルをそのままの位置にすえたまま、今度は杭Bを向きます。杭Bにも同様にスタッフをたてて数値を読むと、
0.500m
とでました。

⑤杭Bの高さが、「レベルより0.500m低い」ということですので、レベルの標高から0.500mを引いた数字が、杭Bの標高ということになります。

101.500m-0.500m=101.000m

よって、杭Bの標高は101.000mとなります。


これで、杭Aをもとに、杭Bの標高を求めることができました!

実際の現場では、この単純な作業の中でも細かい手順や注意点が多くあります。
発掘調査は、単に掘るだけでなく、こうした作業を組み合わせて進めていくのです。日本では、考古学が文学部にあることが多いのですが、工学部のように測量技術も習得する必要があります。

今回はそうした作業の一端をご紹介しました。(U)

どんどんでてくる葺石

こんばんは!ブログ担当のUです。
さて、現場では葺石の検出が順調に進んでいます。
調査区内にある石も多くなってきたため、慎重に掘り進んでいきます。

石のあいだにはさまった土を取り除くときには、小さなスコップや
竹ベラを使います。

葺石の輪郭がはっきりわかるように、慎重かつしっかりと掘ることは時間のかかる作業ですが、ここで手を抜くことはできません。

地道な作業ですが、がんばります!

〈コラム:摂津の古墳〉

さて、万籟山古墳からは、眼下にひろがる平野が一望できます。

この平野にも古墳は多くありますが、じつはその中には、通常山の上にあることが多い「前期古墳」も含まれます(過去記事コラム参照)

今回はそのなかからいくつかご紹介したいと思います。

■安倉高塚古墳(梅原末治1939「小浜村赤烏七年鏡出土の古墳」『兵庫県史蹟名勝天然記念物調査報告書』14)

おなじ宝塚市にある安倉高塚古墳は直径約17mの円墳で、竪穴式石室を採用しています。もしかすると、前方後円墳である可能性もあります。

この古墳からは装身具や、「赤烏(せきう)七年」の銘がはいった銅鏡が出土しており、学界でもとても有名です。

■西求女塚古墳(神戸市教育委員会2004『西求女塚古墳発掘調査報告書』)

神戸市にある全長約98mの前方後方墳で、内部施設として竪穴式石室を採用しています。しかし、過
去の地震で石室は大きく崩れており、災害の痕跡を読み取れる遺跡としても有名です。

この古墳からは、三角縁神獣鏡を含め多数の銅鏡も出土しています。周囲にある古墳とあわせて、西摂津地域をおさめる有力者の古墳であると考えられています。

いかがだったでしょうか?これからもすこしずつ紹介していきますのでお楽しみに!(U)

 

続々出土、万籟山古墳の埴輪

今日は、晴れたり曇ったりの不安定な天気でした。

万籟山古墳から甲山をのぞむ

山頂ということで強風が吹きすさぶ中、頑張って調査を進めていきます。

今日も石のすきまから埴輪片が…

最初に顔をのぞかせた時は、どのくらいの大きさの破片であるかはわかりません。

破片をこわさないよう、竹べらを用いて慎重に検出していきます。

出土!

掘り出してみると、最初にみえていたのは、全体のうちのわずかな部分であることがわかります。

破片の真ん中にある、帯状に突出した部分は「突帯(とったい)」といいます。
突帯は、その埴輪が古いものか新しいものかを考えるときや、同じ埴輪づくりの集団によってつくられた製品であるのか、などを判定する重要な手がかりです。

さて、埴輪の種類は前にご紹介しましたが、では埴輪はどのようにつくるのでしょうか?
今回の特別コラムでは、わが研究室の埴輪大好き人間2号であるNさんから、埴輪のつくりかたについてご紹介いただきます!

〈コラム:埴輪の世界〉

第二回 埴輪のつくりかた

こんばんは!Nです。今回は埴輪のつくりかたをご紹介したいとおもいます!

円筒埴輪は土管のような焼き物です。

粘土の紐を輪積みして、つくっていくのです。

では、具体的なつくりかたをイラストでみていきましょう!

■作り方

①粘土の板を輪っかにして基部(きぶ)を作ります。

②つくった基部の上に粘土の輪っか(粘土紐)を積み上げていき、筒(体部)を作っていきます。

③特定の高さまで体部が出来上がったら、木の板で器面(きめん)を馴らしていきます(ハケ調整)。

④体部に粘土紐を貼付けて、突帯という円筒埴輪の段を区切る部分をつけます。

⑤、①~④の工程を繰り返して筒を作った後、最上段(口縁部:こうえんぶ)を成形します。

⑥スカシという孔をあけて完成です。

こういう工程を経て、円筒埴輪はつくられるのですが、製作工程を把握することで、破片であっても埴輪の部位や特徴が判明します。調査が進むにつれて、さらに埴輪の出土が予想されますので、成果をおたのしみに(N)

縁の下の力持ち、生活当番

今日は非常に暖かかったですね。作業の方もどんどん進んでおります。

葺石と葺石の間からは、埴輪のかけらもみつかっています。自分の手で掘りだしたときは、喜びもひとしおです。

喜びもひとしおの調査団員

埴輪については、過去のブログでもご紹介しました。興味がある方は3月2日の記事にある埴輪コラムをぜひ読んでみてください!

さて、これまでは調査の経過などを報告してきましたが、本日は宿舎生活をささえる「生活当番」についてご紹介します!

調査団には、現場に行くメンバーと宿舎で家事を行うメンバー(生活当番)がいます。

生活当番は、毎朝6時半に起床し寝ぼけ眼でみんなの朝ごはんをつくります。

朝のつらさが背中ににじんでいます。

その後現場に向かうメンバーを送り出したのち、洗濯や掃除をします。

生活当番の日は、現場作業がなく休息する時間でもあるのですが、むしろこちらの方がしんどいという人もいます。僕もそのうちの一人です。

今日は、夕食時、特別にサモサをつくる生活当番!インド料理。味も抜群。

その他にもプリンやみかんなどの差し入れをいただきました。

ありがとうございました!

 

調査メンバーお手製のバケツプリン

夕飯のあとにも作業があります。

現場や宿舎生活についての報告や引き継ぎを行う宿舎ミーティング、取り上げた遺物の整理、その他翌日の準備。

これらがすべて終わったら明日に備えて就寝です。

明日も頑張ります!(Ko)

標高を測るということ

本日も昨日に引き続き葺石をおいかけて、掘削作業を進めました。

前方部の調査区、後円部の調査区とともに成果が上がりつつあります。調査区のまわりは整理整頓を心がけつつ、掘り進めていきます。

こうした掘削作業も大切ですが、検出された葺石の”高さ”などをはかる作業もとても大切です。これは葺石だけではなく、堆積した土層の厚さ、古墳の墳頂から前方部の比高差など、調査の上で、一定の基準のもと、高さを測る必要があります。

万籟山古墳の発掘調査では、あるポイントに任意の高さをきめて、そこを基準にするのではなく、T.P.(東京湾平均海面、いわゆる海抜)を用いています。下の写真のように測量機器を用いて、標高が判明している地点から古墳までレベル移動という作業をおこない、昨年の調査では万籟山古墳の標高が判明しました。今年の調査でも墳丘上に杭を打ち込み、そこに㎜単位で標高値を与えます。こうした精度をもって古墳の測量や調査成果を図面に記録したりします。

こうした調査で必要な作業に、”高さ”は欠かせないだけではなく、古墳を考える上でもこうした数値は大切です。万籟山古墳は墳頂の高さがT.P.215mをはかりますが、大阪大学考古学研究室が発掘調査をおこなった長尾山古墳はT.P.121m。池田茶臼山古墳はT.P.86mです。豊中市にある大石塚古墳はT.P.23m、待兼山1号墳はT.P.65mの高さに築かれています。

このように比べてみると、同世代といってもよいほど、近い時期に築造された古墳ですが、標高が大きく異なります。万籟山古墳はまさに前期古墳らしい標高の高いところに築造されたといえます。とくに長尾山古墳は万籟山古墳から見下ろす位置にあり、このことが被葬者間の力関係を示すのか、両者の関係性が興味深いところです。

こうしたことも念頭に置きながら、明日も調査をがんばりたいとおもいます。(U)

みえはじめた葺石

本日もさいわい晴天です!
昨日に引き続き、どんどん掘削を進めます。

現在の墳丘をおおっている表土のしたからは、徐々に大きな石材が顔をのぞかせてきています。

こうした石材は、葺石(ふきいし)であると考えられます(下のコラム参照)。ただしその葺石が、古墳がつくられた当時そのままの位置にあるのか、あるいは長い年月によって下方に滑り落ちているのか(転落石)などを判断しながら、掘り進めなければなりません。

もし転落している石を、古墳築造当時のものであると誤って理解してしまえば、その古墳の本当の葺石が転落石の下に埋もれたままになってしまいます。当然、古墳の規模など、葺石をもとに判断する情報も、間違ったものになってしまうのです。

スピーディに、かつ慎重に検出をしていくことは、古墳発掘の難しいところでもあり、醍醐味でもあります。

古墳がつくられたオリジナルの姿を復元するためには、こうした地道な作業が必要になってくるのです。

〈古墳コラム:第3回〉

さて今回は、ブログ本文でもでてきた「葺石」について、ご紹介します。

古墳というと、緑の木々におおわれた、モコモコの姿を思い浮かべる方もおおいのではないでしょうか?

上石津ミサンザイ古墳(上空から)

 

しかし、実はこれは古墳がつくられた当時の姿ではないのです!

古墳は主に土を積んだり、山の尾根を削ってつくられることが多いです。

しかし、その仕上げに際しては、土そのままではなく表面に人頭大などの石を設置して、荘厳に飾り立てるのです。石を置くといっても、ただ単に表面に置くのではなく、しっかりと墳丘の土のなかに食い込ませて、長持ちさせようという所作がみとめられます。

この写真は兵庫県長尾山古墳で検出された葺石の様子です。斜面にそって石が並んでいるのがわかります。石を葺いた斜面の一番下には、基底石(きていせき)と呼ばれる大きめの石をおいて、区切りとしていることが多いのです。

石によって古墳を飾り立てることは、埴輪とあわせて古墳を荘厳にみせる重要な装置でした。いまは木々が生い茂って見えなくても、巨大な古墳の多くは、かつて上記のような姿だったのです。

 兵庫県五色塚古墳や、岐阜県昼飯大塚古墳(この写真の古墳)など、墳丘の復元整備がなされた古墳を訪れれば、当時の姿を偲ぶことができます。ぜひ訪れてみてください!(U)

 

いよいよ掘削開始!

こんばんわ。ブログ担当のUです。

本日は、雨天だった昨日とはうってかわって、気持ちの良い青空でした!

遠くまでよくみえます。思わず景色に見とれてしまっています。

 

さて今回は、発掘調査の一日の流れをご紹介したいと思います。

今日から掘削開始ということで、設定した調査区の範囲を、表面にある腐葉土から順に掘り下げていきます。

ところで、掘りあげた土はどうするのかというと、そのまま周りにほったらかしにするのではありません。
土のう袋に詰めて、一か所にまとめて積んでおくのです。


土のうを積むときにも、きっちり並べて積まないと、崩れたりして事故の原因となりかねませんので、注意が必要です。

はじめて参加する人は、先輩から土のうの作り方を教わっていました。

先輩の丁寧な指導が光ります。

 

調査の成果はその日のうちに、現場でのミーティングで共有します。ミーティングの際には、みんなで各トレンチをまわり、担当の学生がその日の成果を報告します。

トレンチが複数個所に分かれている場合にも、このように他トレンチの成果を把握することは、とても重要です。

他のトレンチでも自分のところと似たような土が出てきていないかなどの情報が、自分がいる調査区の発掘においても不可欠な情報になります。

夕方、作業が終了したら、保護のため調査区全体にブルーシートをかけます。

チームワークが試されるときです!

また、作業のあとは道具についた土をみんなで落とします。毎日使う道具を、安全に、長く使えるよう手入れをすることも、調査そのものと同様、大事な作業です。

いかがだったでしょうか?発掘調査と一口に言っても、ただ土を掘るだけでなく、現場全体のケアが重要な作業であることをわかっていただけたら幸いです。

今回の調査の目的は、万籟山古墳の墳丘の大きさや構造についての情報を得ることです。
明日以降も掘削が進めば、徐々にそういった成果がお届けできるかと思いますので、お楽しみに!

(本日はコラムはお休みです。楽しみにしていた方には申し訳ありません…)