図化すること疾風のごとし(2018/3/15)

こんばんは。メディア班のIです。

本日からは後円部調査区に続き、クビレ部調査区でも図化作業を開始し、
調査は佳境に入ってきました。
発掘調査に費やすことのできる時間は、無限というわけではないので、
ここからの作業には慎重さと共に、スピードも求められてきます。
団員は疲れた体に鞭をふるって、鬼神のごとく図をとっていくのです。


多士済々の顔ぶれ

~コラム 万籟山古墳発掘調査団メディア班~
発掘調査について、その様子や成果をインターネットで公開していくことは、
著名な考古学者、イアン・ホッダーらが提唱し、
近年ではほとんどの大学・教育委員会・研究機関による発掘で、情報のネット公開が行われています。
阪大では旧石器捏造事件以後、発掘調査の信頼性を取り戻し、
また発掘調査成果の幅広い公開を目指して
十数年欠かすことなく続けてきました。


測量風景を写真にとるメディア班(右)

阪大考古学研究室では、ブログという手段でもって、
みなさまに調査団の雰囲気をお伝えしているのですが、
毎日の作業後、夜の宿舎で記事を書いているのが、メディア班です。
記事の執筆のみならず、作業風景写真の撮影や管理など、
やるべき仕事はたくさんあるのですが、
これからもブログをご愛読してくだされば幸いです。
コメントも励みになります。


筆者(新M1)。生みの苦しみに苦悶の表情

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