結団の時(2020/02/17)

こんにちは。ブログ係のⅠです。

まもなく、今年度の八州嶺古墳調査がスタートします。
今日は現地での調査開始に先立って、事前勉強会と結団式が行われました。初めて発掘調査に参加する人も多く、皆集中して発表を聞いていました。

大学院生が調査の流れをレクチャーします

 

今年度の調査の目的は次の通りです。
 
①古墳の墳形・規模を確認すること
八州嶺古墳は、これまでその存在のみが知られており、小円墳の可能性が言われていたものの、その後永らく忘れ去られていました。
しかし、2015年に大阪大学考古学研究室が行った踏査によって、この地点がたしかに古墳であること、更には、近在する万籟山古墳に匹敵する規模の前方後円墳である可能性が高まりました。
そこで、今回の調査では、古墳の前方部と後円部に調査区を設け、墳長を確定させることを目指します。
 
②埴輪から年代を推定する
埴輪は、そのサイズや形から、それが作られた年代を知ることができます。
ですので、今回の調査でも、出土した埴輪を分析すれば、古墳が築造された時期に迫ることができるのです。
 
今後も、こまめにブログを更新していきますので、皆さんご覧いただければ幸いです。

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