こんばんわ。ブログ担当のUです。
いよいよ作業も大詰め。本日も、主に機器を用いた作業となりました。
今日おこなったのは、「閉合(へいごう)トラバース」と呼ばれる作業です。

閉合トラバースは、調査中に打ち込んだ木の杭などが、実際の地図で見た場合にどこにあるのかを正確に測定する、いわば遺跡の骨組みを確定するような重要な作業です。
各杭の真上に器械を設置し、杭と杭の間の距離、複数の杭間であらわされる角度などを測定します。こういう精密測量があることを知ると、考古学が文学部にあるのは不思議な感じがしますね。
最終的に、すべての杭を頂点とする多角形の、辺の長さや各部の角度を確定することで、相互の杭の正確な位置関係をよみとることができるのです。



各人、測量機器をたてるスピードを競い合うように機器を立てています。お互いのライバル心に火が付いたようです…
しかし、急ぐ中でも各選手、慎重に機器をあつかっているところに、普段の練習の成果がでていました。さすがです。
さて、調査を終え宿舎に戻ると…

Pizza!!
ピザパーティがおこなわれました!ピザは万人を幸せにする食べ物ですね。
みんなでおいしくたいらげました(U)