大阪大学考古学研究室では、2000年より猪名川流域をフィールドとして古墳の築造動向を解明する調査を進めてきました。
2019年度からは科学研究費補助金基盤研究 (B)(代表:福永伸哉)「畿内の地域間関係の解明に基づくヤマト政権成立史の新理解」による調査プロジェクトとして、八州嶺古墳の発掘調査を行うことになりました。詳しくは「今回の調査計画」をご覧ください。
※このブログで紹介する調査所見はあくまでも未確定のものであることにご注意ください。発掘現場ではさまざまな可能性を考えながら慎重に掘り進めて行きますが、あらたな事実の発見、調査団内での議論によって、前日までの解釈が大きく変わることがしばしばあります。
2019年度の調査概要
遺跡名:八州嶺古墳
所在地:兵庫県宝塚市切畑字長尾山
調査日程:2020年2月19日(水)~3月19日(木)(予定)
調査目的:八州嶺古墳の発掘調査
調査方法:発掘調査、測量調査、表面調査
調査担当:大阪大学大学院文学研究科考古学講座
(調査担当:福永伸哉、高橋照彦、上田直弥)
おことわり
調査現地はアクセス路のない山中に加えて民地内でもあり、今回の調査では現地説明会など、成果を現地でみていただく機会を設けることができません。調査の成果につきましては、後日何らかの形で皆さんにご紹介をしたいと考えておりますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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